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朝礼で話したくなる人材育成1分間コラム「作業と仕事」

2人の人に「倉庫の片付けをするように」と指示をだしました。


Aさんは指示通りに元にあった場所に片すものを片付けました。

Bさんはこの道具はどこに置いておけば次に使いやすいか、
足りなくなっている備品はないだろうか
様々なことを考えながら片づけを行いました。


さて、問題です。


この二人の違いは何でしょうか。

 

そうです。
Aさんがやったことは「作業」
Bさんがやったことは「仕事」です。

 

作業とは、やらなければなならいことを100点で行うことです。


一方、仕事とは、作業をしながらそのクオリティを高めたり
スピードを挙げたり、コストを低減させたりすること。
つまり、仕事には作業をさらに良くしていく「改善」の視点があります。

 

作業を仕事に変えるには、
頭をめいっぱい働かせる必要があります。
ですから、仕事をすればするほど人は成長できるというわけです。


マネジメント層の方には「改善」の視点のほかに
もうひとつ考慮に入れるべき要素があります。

 

それは、自分で作業しながらも
部下の出来栄えを確認し、アドバイスしてあげたり
みんなの作業がうまく進むように調整することです。

 

部下よりも常に一段高いところから
チーム全体を見渡し、作業をしている部下自身では気づかない点に目を配り
軌道修正や調整をする視点が大切です。

 

これを日々実践していればやがて部下から

 

自分では気づかなかった点を指摘してもらえた。
いつか私もあんな風なマネージャーになろう


と、思われるようになることでしょう。


これこそが「仕事で手本になる」ということです。

 

株式会社ビジネスグランドワークス 


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