習慣化のコツは“スモールステップ”|研修後の行動定着や部下育成に効く目標設定のポイント お役立ちコラム2025.12.09
■ ランニングを始めて気づいた「続かない理由」
当社では最近、ランニングを始めるメンバーが増えています。
体力づくり、ダイエット、気分転換など目的はさまざまですが、
皆が共通してぶつかる壁があります。
それは――
「思ったより続かない!」
ランニングシューズさえあれば始められる、
20分走れば脂肪燃焼に効果がある――そんな期待からスタートしても、実際は…
- 20分が長すぎる
- 思ったように走れない
- 距離が全然のびない
こうして多くの人が挫折しかけます。
そこで先輩ランナーに相談したところ、返ってきた言葉がこちら。
「目標を小さくすると習慣化しやすいよ」
実はこの考え方、
ビジネスの行動定着や部下育成にもそのまま使える重要な原則なのです。
■ 習慣化の鍵は「スモールステップ」
スモールステップとは、
“こなせるレベルまで目標を小さくすること”です。
たとえばランニングなら、
- 今日はシューズを履いて外に出る
- 5分だけ走る
- 明日は“この信号まで”走る
- 昨日より1分長く走ってみる
こうした小さな目標に変えることで、
「できなかった」ではなく「できた」が増えます。
成功体験の積み重ねは、習慣化の最大の燃料です。
■ 研修後の“行動が続かない問題”にも共通する
企業の人事担当者から最も多く寄せられる悩みの一つが、
「研修は良かったが、現場で続かない」
というものです。
実はこれも、ランニングと同じ構造を持っています。
行動が続かない理由の多くは、
- 目標が大きすぎる
- 抽象的である
- 成果までのハードルが高すぎる
という3点に集約されます。
つまり、研修後の行動変容を高めるには、
✔ 目標をスモールステップにする
✔ “できたこと”を可視化する
✔ 他者からフィードバックを受ける
この3つの仕組みづくりが不可欠なのです。
■ 人材育成で求められる“続く設計”
研修で一度学んだからといって、
行動や習慣はすぐ定着するわけではありません。
人材育成において重要なのは、
- 小さく始める
- 小さく続ける
- 小さな成功を積む
という「続く設計」です。
HuADでは、行動定着をサポートする
習慣化シート・振り返りツール・フィードバック設計なども提供しています。
研修を“やって終わり”ではなく、
“行動が変わるまで伴走する”ための仕組みが必要です。
■ まとめ|続く人は、目標の“サイズ”を知っている
習慣化の本質は、
大きな目標ではなく、できる目標から始めること。
- 行動が変わらない
- 続けられない
- 部下が動かない
そんな時は、「目標が大きすぎないか?」を見直すだけで
改善の糸口が見つかります。
今日できる1分、
5分だけの行動、
小さな一歩から、習慣は生まれます。
HuADでは、
企業理念の浸透や組織風土づくりを支援する実践型研修を多数ご提供しています。
「行動変容を促す」「理念を“自分ごと化”する」ことを目的としたオーダーメイドの設計が特長です。
✔ 自律的に考え、動ける人材を育てたい
✔ チームの土台となる信頼や責任感を醸成したい
✔ 組織の中に“原則に立脚した人づくり”を根づかせたい
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