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心理的安全性は小さな言葉から生まれる|管理職が実践すべきコミュニケーションのポイント お役立ちコラム2025.11.05

心理的安全性は小さな言葉から生まれる|管理職が実践すべきコミュニケーションのポイント

組織づくりや人材育成の相談で、
「心理的安全性を高めたい」という声を多くいただきます。

しかし
「会議で意見が出ない」
「ミスを報告してくれない」
「上司が話すと空気が重くなる」
といった課題を抱える現場に共通するのは、
日々の小さなコミュニケーション不足です。

心理的安全性は、
制度や組織改革だけで作れるものではありません。
上司の何気ない一言が、職場の空気を決めるのです。


<会議での意見提案>

部下:「新しい方法を試してみませんか?」
上司A:「無理だ。時間がない。」
上司B:「面白いね。まず少し試すならどうできる?」

✅上司Aの一言 → 発言意欲ダウン
✅上司Bの一言 → 挑戦する雰囲気が生まれる

どちらが心理的安全性を高めるかは、一目瞭然です。


以下の言葉は、心理的安全性を高める効果があります。

  • 「ありがとう、助かるよ」
  • 「その視点、いいね」
  • 「話してくれて嬉しい」
  • 「いい学びになったね」
  • 「一緒に考えよう」

特別なスキルではありません。
しかし、これを“習慣化”できるかどうかで
チームの成長速度は変わります


<ミスが起きたとき>

NG例:
「なんでこんなことしたんだ!」(過去に怒る)

OK例:
「気づかせてくれて助かった。次はどうしようか?」(未来に向かう)

✅怒る → ミス隠しの文化へ
✅対話する → 成長する文化へ

心理的安全性が高い職場では、
「ミスは報告してから改善するもの」
という認識が共有されています。


状況NGOK
意見が欲しい「何かある?」「小さくても声を聞かせて」
忙しいときの相談「後にして」「2分だけ聞くね」
部下の挑戦「失敗するなよ」「挑戦してみよう。フォローするよ」

ちょっとした言い換えで、
行動を促す声かけ に変わります。


  • 挑戦が増える
  • 改善提案が出る
  • 学びのスピードが上がる
  • 離職が減る
  • 若手が育つ
  • 業績につながる

心理的安全性は単なる“やさしさ”ではなく、
成果に直結するマネジメント手法です。


心理的安全性は

  • 特別な制度ではなく
  • 誰でもできる小さな一言
    から始まります。

「話しても大丈夫」
「挑戦しても大丈夫」
その安心を届けられるのは、
いつも現場で向き合う“上司の言葉”です。

明日、部下に一言かけてみてください。

「ありがとう。あなたの意見が助かるよ。」

その瞬間から、チームの空気は変わり始めます。

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