「最近の若手は何を考えているのかわからない」 に隠れた真実 お役立ちコラム2025.09.04

社員研修や人材育成のご相談で、最も多く挙がるテーマは「社員の離職防止」「若手社員の定着」です。
多くの企業様が「せっかく採用した若手が早期離職してしまう」「定着率を高めたい」という課題を抱えています。
その背景を探るために現場の管理職や先輩社員にお話を伺うと、必ずと言っていいほど出てくるのが『最近の若手は…』という言葉です。
「最近の若手は何を考えているかわからない」
「注意するとすぐに落ち込む」
「自分の権利ばかり主張する」
といった声が数多く聞かれます。
しかし、この言葉は実は昔から存在しており、今の若手に限った話ではありません。
なぜこの言葉がなくならないのでしょうか。
その理由は大きく2つあります。
- 社会や働き方が常に変化し続けていること
- 若手社員の価値観や背景を十分に理解できていないこと
特に今の若手社員は、コロナ禍で学生生活を送りました。
授業はオンライン、友人との交流も制限され、修学旅行や行事を経験できなかった世代です。
そのため、従来の「学生から社会人への当たり前のステップ」を踏めずに社会に出ているのです。
こうした背景を踏まえると、指導やコミュニケーションを従来と同じ方法で行うのは難しくなります。
そこで重要なのが 「傾聴」 です。
相手の話を否定せず、まずは耳を傾ける。
「理解してもらえた」と感じる体験が、若手社員のモチベーションと定着率を高めます。
「傾聴=離職防止」と単純に結びつけることはできませんが、
若手育成や社員研修を考える上で欠かせない第一歩となるでしょう。
私たちは、研修や教育を通じて「最近の若手は…」という言葉が聞かれなくなるような職場づくりを、今後もお手伝いしていきたいと思います。
HuADでは、若手社員定着のためのプログラムのほか、
企業理念の浸透や組織風土づくりを支援する実践型研修を多数ご提供しています。
「行動変容を促す」「理念を“自分ごと化”する」ことを目的としたオーダーメイドの設計が特長です。
✔ 自律的に考え、動ける人材を育てたい
✔ チームの土台となる信頼や責任感を醸成したい
✔ 組織の中に“原則に立脚した人づくり”を根づかせたい
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