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「ヒト」と「コト」を分けて伝える お役立ちコラム2025.09.10

「ヒト」と「コト」を分けて伝える

部下の仕事にミスがあったとき、皆さんはどのように注意していますか?
感情のままに「なんでこんなことをしたんだ!」と言ってしまうと、部下は「自分そのものを否定された」と感じ、防御的になってしまいます。

大切なのは、「ヒト」と「コト」を分けることです。


叱るときは「行動」にフォーカスする

たとえば、報告が遅れた部下に対して:

  • ✖「君は責任感が足りないんだよ」
  • ◎「報告が予定より2日遅れたね。次回は進捗が遅れそうな時点で早めに知らせてくれると有難い。」

同じ指摘でも、「人柄」ではなく「行動」に言及することで、部下は改善点を具体的に理解できます。人格を否定されたわけではないので、素直に受け止めやすいのです。


褒めるときも「コト」で伝える

この考え方は叱るときだけでなく、褒めるときにも有効です。
「いいね」「がんばってるね」では抽象的で伝わりにくいですが、行動に焦点を当てるとこんな表現になります。

  • 「会議資料を期限より3日早く仕上げてくれて助かったよ」
  • 「お客様への言葉が丁寧で、安心感が伝わっていたね」
  • 「前回よりも掃除の段取りがスムーズになってきたね」

具体的な行動を褒められると、部下は「自分の努力が認められた」と感じやすく、再現もしやすくなります。


今の時代のマネジメントに必要な視点

Z世代を中心とした若手社員は、「人格を否定された」と感じると強く落ち込んだり距離を取ったりしやすい傾向があります。
だからこそ、行動単位でのフィードバックが重要です。

叱るときも褒めるときも「コト」に着目することで、部下との信頼関係が深まり、前向きに動き出すきっかけをつくれます。


まとめ

人材育成において大事なのは、「人を変える」ことではなく「行動を変える」ことです。
次に部下に声をかけるとき、ぜひ「ヒト」ではなく「コト」に焦点を当ててみてください。
小さな工夫が、部下の大きな成長につながります。

HuADでは、部下育成のためのプログラムのほか、
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