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朝礼で話したくなる人材育成1分間コラム「西洋音楽はなぜ世界に広がったのか」
世界には昔から
その地域地域に根差した民族音楽が
たくさんありました。
ところが、近代に入ってから
これらの音楽は衰退し
代わりに西洋の一部で生まれた音楽が
世界中に広まりました。
では、なぜそんなことが起こったのでしょうか。
その理由は
「五線譜」にあります。
言葉が文字を得てから記録できるようになったように
音楽も五線譜(楽譜)を得て初めて記録できるようになりました。
これにより、楽譜さえ読めれば
誰でも同じ音楽を奏でられるようになったのです。
その結果として、西洋音楽は世界中に広がりました。
口頭での伝承で少しずつ広がっていった
その他の民族音楽との決定的な違いはまさにここです。
さて、私たちの仕事に当てはめた場合
楽譜というのはいったい何にあたるのでしょうか。
仕事をみんなで奏でる音楽だとすると
楽譜はさしずめ仕事の進め方・手順をなどを定めたマニュアルです。
自分で考えついたアイデアや知恵を
口頭伝承していては伝えられる範囲が限られます。
ぜひ、明文化してください。
そして、ただ作っただけでは意味がありません。
誰もが実際に使える様に、そして
よりよく改善できればアップデートをしてください。
その積み重ねが組織の財産となっていきます。