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朝礼で話したくなる人材育成1分間コラム「持続する動機づけ」
うちの部下は、いつもマネージャーの私が
尻を叩かないと、すぐにモチベーションが下がってしまうから大変だ
こんなふうに思っているマネージャーは
もしかしたら部下の動機づけ方法を
少し工夫したほうがよいかもしれません。
人のモチベーションを高めるるものには
「外発的動機づけ要因」と
「内発的動機づけ要因」の2つがあります。
外発的動機づけ要因は
自分の外に存在する行動を引き起こす要因のことで
例えば、目標達成によるインセンティブや昇進など
いわゆる目の前のニンジン的なものから、
降格や権限の剥奪、望まない役割への変更など、
背面の恐怖に根ざすものまで
さまざまなものがあります。
一方、内発的動機づけ要因は
自分の中に存在する行動を引き起こす要因のことで、
例えば「こんな自分でありたい!」という自己実現欲求や
仕事における達成感・成長感などが該当します。
外発的動機づけ要因とは異なり、
部下にとって価値や意味がある限り、
部下自身を動かし続けるエネルギーとなります。
したがって、部下を動機づける時は
外発的動機づけ要因だけではなく
「これをやりあげたら、君が目指している夢に一歩近づくね」
「出世するとこんなこともできて楽しいよ」
といった、具体的に、内発的動機づけ要因をうまく刺激するほうが
部下のモチベーションが持続してよいと思います。
株式会社ビジネスグランドワークス