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朝礼で話したくなる人材育成1分間コラム「部下が業務を遂行しない理由」

部下が思ったように業務を遂行してくれない・・・

管理職ならそんな経験が
誰しもあることかと思います。

部下が業務を遂行しない主な理由は
5つあります。

①何をすればいいのか分かっていない
②やり方が分っていない
③できると思っていない
④やるべき理由が分かっていない
⑤やりたくない

これらの理由のどれかひとつが
足かせとなっているはずです。


仮に、やりたくない人にいくらやり方を説明しても
馬の耳に念仏となることはご承知の通りですね。


そこで、管理職はまず
部下が業務を遂行しない理由を正しく把握することをしてください。


その上で、それぞれの理由に
どの様にアプローチするかを変えるのです。


①何をすればいいのか分かっていない
問題は、何が障害となっているかです。
その障害を乗り越えるために必要なものを提供してください。
つまり、教育が必要ということです。

②やり方が分っていない
方法が分からないという場合は、
部下が練習してスキルを身につけ、
前進できるようにするための機会を設けます。
トレーニングを行ってください。

③できると思っていない
部下の自分の能力に対する自信に関するものです。
部下に必ずできると信じさせることが大事となります。
その解決策はコーチングです。

④やるべき理由が分かっていない
部下がなぜこの業務を自分がやらなくてはいけないのか
腑に落ちていないということです。
この根本の問題は管理職との信頼関係です。
部下に仕事のビジョンを共有してください。


⑤やりたくない
最も難しい課題です。やるべきこと、やり方は理解しているのです。
しかし、やる気が湧かない。他に良い方法があると思っている場合です。
中にはプロセスの妨害をしたがる人もいます。
ここでは、丁寧な動機づけがキーポイントとなります。
ただ、言うだけでは聞く耳を持たない場合もあります。
ぜひ、動機づけのための環境や雰囲気作りも行ってください。

それぞれの理由と違うアプローチをかけると
ただの摩擦となり部下はますます動かなくなるでしょう。
そしてまたあなたはイライラします。

部下が思ったように業務を遂行してくれないときは
ぜひ、その理由を考えてみて下さい。

 

株式会社ビジネスグランドワークス

Human Ability Development ヒューマン・アビリティ・デベロップメント