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朝礼で話したくなる人材育成1分間コラム「強い組織を作るには」
「甲陽軍艦」という本をご存知でしょうか。
これは、戦国時代最強を誇った武田家の軍記をまとめたもです。
その本の中で組織を率いる人間にとって大事なことは
「合戦大勝利」「国の仕置き」「人の目利き」
この3つであると書かれています。
では、この3つを重要度の高い順に並べると一番はじめにくるのは何でしょうか。
答えの前に解説をしておきます。
「合戦大勝利」とは敵に打ち勝つためにどのような戦い方をするのか戦略や軍事のことを意味します。
「国の仕置き」とは今でいうと、制度・仕組みのことです。
最後の「人の目利き」とはこれはみなさんがよくご存じのとおりひとりひとりの性格や能力をいかに見極めどのように活用していくかということです。
さて、この3つの重要な順番ですが本にはこのように書かれています。
1番目 人の目利き
2番目 国の仕置き
3番目 合戦大勝利
組織を統率するにあたり一番大切なのは何といっても人の目利きです。
そして確かな目利きをするにはコミュニケーションが重要になってきます。
誰がどんな能力を持っているか、何をすることが得意なのか周囲にどんな影響を与えているのか、そういったことを日頃のコミュニケーションを通じて把握しながらメンバーの活用や評価に活かしていただきたいと思います。