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朝礼で話したくなる人材育成1分間コラム「失敗でわかる成長する人しない人」

あなたの部下の中で
失敗しても
自分からなかなか
報告してこない人は
いまんせか。

その人は
他の部下と比べて
成長する
スピードが
遅くないでしょうか。

人間は
もともと
自分の失敗を
認めたくない
気持ちを持っています。

失敗を
認めてしまうと
プライドが
傷つくからです。

しかし、
失敗を失敗だと
認められない限り
人間はそこから
何も学ぶことはできず
結局同じ過ちを
繰り返してしまいます。

つまり、
失敗を素直に
認められない人は
成長できない
ということです。

逆に
自分の失敗から
目をそらさず
人から
いろいろ指摘されたり
注意されるような場に
自ら飛び込んでいくような人は
学びが多く
成長も早いものです。

私は
失敗の認め方の
違いによって
部下への接し方を
変えています。

失敗した時に

申し訳ありません。
今回の失敗の責任は
全て私にあります。

と、自ら認め
そのことを
オープンにできる人に対しては
あまり厳しくしかりません。

そういう人は
深く反省し
失敗の報告に
来る時点で
原因がどこにあり
どうすれば
改善できるかを
十分考えています。

反対に
失敗をした時に
言い訳をしたり
失敗を
隠そうとしたり
失敗したのは
自分の責任ではないと
思っていたり
する人に対しては

かなり厳しく
接します。

まず、
失敗したにも
関わらず
反省や謝罪の
言葉が出てこない時は

今回の失敗について
君はどう
思っているの?

と、質問し
本人に反省を
促します。

そうすると
うまくいかなかった
原因を
ぼちぼち
言いだします。

しかし、
残念ながら
こういうタイプの人は
失敗の原因を
他責にしがちです。

そこで

失敗の責任は
9割君にあるんだよ

と、再度はっきり
指摘します。

そうすることで
改めて
失敗と向き合わせます。

そして本人が
失敗を自分の責任と認めたら
そこでようやく原因や
改善策を
自分なりに
考えさせます。

もちろん
改善策を実施している間も
厳しくチェックし
行動や習慣が
改められるまで
厳しくかつ
温かく
指導をしていかなければ
なりません。

失敗を隠そうとする人に対しては必ず
オープンな場で叱るように。

忖度をして叱らないと
失敗を分かっている人から

あなたの目に
節穴という烙印が押されます。

つまり、全然状況がわかっていないと
思われてしまう事になり
人望を失う事に
繋がります。

組織の健全性を保つために
失敗を隠そうとする部下に対して
マネージャーは
褒めることよりも
叱ることを
意識的に多くすることを
心がけて
いただきたいと
思います。

マネージャーとして
仕事をするうえで
部下の性格や
考え方を
正しく把握することが
不可欠です。

部下が失敗をしたときは
その良い
タイミングと
なるでしょう。

株式会社ビジネスグランドワークス

Human Ability Development ヒューマン・アビリティ・デベロップメント