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朝礼で話したくなる人材育成1分間コラム「下手な鉄砲」
私たちを取り巻く環境は驚くほどの速さで日々変化しています。
こうした変化を日々とらえ事業戦略や仕事の中にうまく取り込んでいくことが成長していく上での大きなカギとなります。
ただし、この変化を取り込んでいく過程で私たちが特に注意しなければならないことがあります。
それは、自分たちの努力の方向が世の中の大きな流れときちんと合致しているかということです。
仮に同じだけのパワーを注いだとしてもそれが世の中の動きに逆行していてはその努力は結局のところ無駄になってしまうからです。
では、せっかくの努力を無駄にしないために私たちは何をすればいいのでしょうか。
その答えは少々逆説的になりますが
新しいことにチャンレジし小さな試行錯誤を繰り返していくことにあります。
大きな無駄を避けるために小さなレベルの失敗は許容していこうという作戦です。
世の中は間違いなく日々変化しています。
そのような時代に一番危険なのはその場に立ち止まってしまうことです。
止まったままでは「今の市場」を反映した新しい情報を得ることが出来ず当然次の方向を見出していくことはできません。
逆に私たち全員がどんな小さな変化も見逃さず
なぜ、そうなったのか?を考え、あらゆる現場で仮設と検証を繰り返していけば会社全体で大きな方向違いや無駄をしてしまうという最大のリスクを避けることができます。
もちろん、仮説・検証を繰り返すプロセスの中でひとり一人の力は高まり結果として高い業績や会社全体の成長を実現することもできるでしょう。
昔から下手な鉄砲、数打ちゃ当たると、いいます。
改善があってのことですが、これはまさに今のような変化の激しい時代にこそ私たちが見習うべき考え方なのではないでしょうか。