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朝礼で話したくなる人材育成1分間コラム「コンティンジェンシープラン」
トップマネジメントを目指そうという人なら経営に対する広い視野と深い認識を持つ必要があります。
例えば、経営上の数字では売上と損益にばかり一喜一憂するのではなく財務体質に敏感になるべきです。
財務体質の良い会社はいざという時に思い切って将来の為の投資が出来ます。
それと同時に、万が一のリスクに対する備えもできるのです。
万が一の事態こそがコンティンジェンシープランです。
コンティンジェンシーとは不測という意味です。
不測の事態に備えてあらかじめ用意されているのがコンティンジェンシープランです。
大きな投資を伴った事業の失敗だけではなくビジネスでは、バブル崩壊、金融危機、リーマンショック最近ではサイバーテロなども視野にいれてプランを策定します。
このコンティンジェンシープランを常に持っているのがトップマネジメントです。
なぜでしょうか。
従業員の幸せを実現するためにどうにかするのがトップマネジメントだからです。
大きなチャレンジをする際万が一失敗したらどうしようかという不安は少なからずあります。
失敗を恐れて挑戦しなければ企業の成長はありません。
コンティンジェンシープランをしっかり準備しチャレンジする従業員を惑わせる事態が起こらないようにする体制をしっかり整えてください。
そうすれば失敗を恐れず挑戦する社員が増えていく事でしょう。