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朝礼で話したくなる人材育成1分間コラム「コミュニケーションコスト」
「今の人数では人手が足りない!人を増やしてほしい!」
そんな要望に応えて、増員をしたことがあります。
数ヶ月後、楽になったかどうか尋ねてみると
こんな答えが戻って来ました。
スタッフが増えてたため、
みんなに指示したことが実行されたかどうか
あるいはスタッフ間の連携がうまくいっているかどうかを
確認する作業が増えたため、
かえって大変になりました・・・
さて、 みなさんの職場でも
この話のようなことご経験ないでしょうか。
組織に人員が増えると
そこにはコミュニケーションコストが発生します。
2人だけの組織になら
コミュケーションルートは1本で済みます。
しかし、4人になるとルートは6本に
8人だと28本、そして10人だと44本にまでなります。
スタッフの数が4人から8人に増えると
その組織で結ばれるコミュケーションのルートは倍ではありません。
約4.7倍になるというわけです。
コミュニケーションが複雑になると
その組織内で方針を徹底したり、
考え方を共有することが難しくなります。
それが組織のパフォーマンスの低下を招く原因にもなるのです。
「人が足りなくて大変」
と、思う前にまずはよく考えてみてください。
いかに少数精鋭で運営していくかということを。
もしくは人員の多い組織では
お互いの考え方や行動にぶれが出ないように
積極的に報連相を行なうように心がける事が必要です。
それがムダなコミュケーションコストを下げる第一歩となるのです。
株式会社ビジネスグランドワークス