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朝礼で話したくなる人材育成1分間コラム「叱らない罪、課題を与えない罪」

部下が間違った考え方をしたり
正しくない行動をとった時には、
それを上司がきちんと叱らないといけないと
私は思います。


なぜなら、上司が部下の間違いを叱らなければ
部下は、今のままでいいんだなと思うようになり
その部下の周囲で間違った考え・行動が蔓延していくからです。


また、上司から自分の行動について
何もフィードバックがないと
この組織では真面目に働いても働かなくても差はないんだ、と感じ
部下の成長意欲がそがれます。


ですから、上司は間違った考えや行動をしている部下に対して
質問を投げかけることで
常に自分の課題に気づいてもらい
それに向かって改善しようと励ましたり
「あなたのこういう点は優れているから、どんどん伸ばしていって欲しい」と
期待を伝えたりして、ひとりひとりに能力開発上の課題を与え続けなければなりません。

これらの課題というのは
期末の人事評価面談で話し合って確認するだけでは不十分です。


日頃のコミュニケーションを通じて、
課題となっていることについて部下の行動が変化しているかどうかをよく観察し
改善していれば褒め、変わっていなければ叱るといったことを繰り返します。

 

そうすることで部下は
意識してそれに取り組むようになり
その結果、行動や習慣を変えることができるのです。

 

株式会社ビジネスグランドワークス

Human Ability Development ヒューマン・アビリティ・デベロップメント